こっちのブログにまともに記事を書くのは久々な気がします。
現在、企画小説である『光彩林檎の創世歌』の執筆をラストスパート中です。
山場は越えたので、あとは長いエピローグを書き始めた感じです。今月中に初稿を終えるのは、不可能ではないかもしれません……が、月末には三日連続で重いリアルが(泣)
それが終わったら、イラスト小説を一気に書き上げて、その後はゆるゆると魔宝樹の鍵を今年は書き続けて、今年書き終わった分量で、来年の更新頻度を決めたいと思っています。たぶん半年ぐらい隔週とか、超スローペースになる予定です。

ちなみに『魔宝樹の鍵』は第5章のメリッグの過去編に突入しています。だいぶ暗いですね。あと数話進んだら、残酷描写のあれをつけるつもりです。今後の展開もどうひっくり返っても暗くて、血が大量に出そうなので。


さて、今回は一ヶ月前に閉会した、空想科学祭の一人反省会をしたいと思います。
書こう、書こうと思って数週間、今朝方運営から閉会のメッセージが来たので、今日しかないと思い、執筆放り投げて反省します。

普段なら反省会なんて心の中でひっそりしているだけですが、今回は本当にいろいろと感じることがあったので、自分のためにも粗を字面にして、今後の執筆に役立たせたいと思っています。


なお、ここまで自分の小説を扱き下ろすのは私としては非常に珍しく、また言い訳っぽくならないようにしますが、なってしまう可能性があるので、苦手な方は読まないでください。
あと、『光の道の彼方へ』を未読の方も避けてくれると嬉しいです。大きなネタバレが書いてあるので。

また、当時の私としてはとても頑張って執筆したものです。
初めてのSF、初めての空想科学祭という企画に参加……そして精神的に復活しつつありながらも、まだ耐え切れない時もあった時に書き、支えとなっていた小説。
思い入れがあったからこそ、こき下ろしているだけです。また時間が作れれば改稿する気はあるので、それも踏まえての今回の反省会ですので、よろしくお願いします。

以下、長文が続きます。

ご興味がある方のみお読みくだされば幸いです。





 * * *

まずは掴み
ある方からの呟きで冒頭で一蹴されたのを目撃しました。
日常の展開から、非日常の展開へと少しずつ持っていきたく、また全体的に丁寧に書きたかったので、こういう展開にしたのですが、それでは読者は引きつけられませんでした。
もっとインパクトのある掴み、たとえば主人公のピンチだった過去を持ってくるとか、ラストのシーンを持ってくるとか、もっとハラハラした場面を持ってくる必要があったと思っています。

次に学の心情変化
かなり指摘されました。そして実は私もラストの方を執筆していて、学の心情変化がわかりにくいなとは思っていました。
けど今回は三人称でありながら、君恵視点で執筆しようと思ったので、そこら辺はうまく雰囲気がなんとかしてくれるでしょう!と思っていましたが、やはり厳しかったようです。
視点がなくても何となく変化する心情は書けますよね。少しずつ惹かれていく仕草とか、会話でだんだんと打ち解けてくるとか。
今思えばやり方はたくさんあった気がします。それをどうにかして書けなかったのは……やはり力量不足が否めなかったです。

また美希のこともやや指摘されたり。
超ネタバレになりますが、彼女が現代では死んでいる設定を実は小出しにしようと思って、書いていたのですが、ほぼ彼女の初登場時点でバレていたのかなって。それならすぱっと「もういない」って、書いたほうが、皆平等にその感情を共有できたのかなと。
軸がぶれたんですよね、完全に。美希の死についてはあくまでも付属の内容なのに、それが結構大きく影響したりとか……。構成の問題でもありますよね、難しい。

そしてテーマの伝え方が、たぶん意図していない方向に捉えられていた気がします。
こういうのを後から言うの、本当は駄目なんですけど、感想を読んでいると、若干ズレているというか、なんというか……。
君恵が前を向いて頑張ろうと思ったのは、色々と危機的な状況を体験して、その中で昔のことを思い出し、また既にいない美希の存在を見て、生きているのなら、いつまでもくじけていないで、もっと精一杯生きようよっていう意味合いだったのですが……どうにも後者のみで捉えられている人が多く、また後者のエピソードはあまりなかった影響で唐突すぎる展開だったと思われたようです。
……これはかなり、かなり、かなり×100反省すべきところだと思っています。
もっとシンプルに、一つの観点からテーマをじっくり追求しても良かったのかもしれません。
ここが一番悔しい、本当に。

そしてやはりというか、全体的な構成もどうにかならないのかと思ってしまう。
とにかく盛り上がりが足りない。
ぶっちゃけて言うと、最後の爆発事故のシーンはプロット段階では入っていなかったです。けど書き進めているうちにこれなしで、つまりまったくといっていいほど起伏のない5万字の中編はちょっとね……?と思い、時間を追加して執筆をしたわけなんです。それがまあ結果的に良かったのですが……。
ほのぼの系でいこうと思ったのは、色々と失敗だった気がします。
実は昨年没にした内容だと、序盤からわりと自分としては動いている内容だったので、そっちを綺麗に作り直せばよかった……!?

あとは祭りの雰囲気を考慮するべきだったのかなっと。
チャットとちら見したりしましたが、やはり男性参加者が多い。私が今まで参加した企画だとかなりの割合で女性が多かったのですが……。
男性ですと、やはりハラハラした動きのある作品の方が好きだと思うんですよね。企画小説を半分くらい読みましたが、全体的にもドンパチしていた作品がそれなりにあったような……。勢いがある作品か、丁寧にでも重みのある作品が上位にいくというか……。
自分が好きな書き方をするのはいいけど、読んでほしいと思うのなら、長年続いている企画なら雰囲気も読む必要もあったと思っています。
それって、つまりレーベル研究と同じなんですよね……。

あとはエネルギー管理に関しての背景が生かしきれなかったことか。
本当は両方ともメインにしたかったんですけど、なんだかうまく書けない。だからタイムトラベル一本にしたんですが……まあどっちつかずですね。
ファンタジー要素で落とした部分もありますし。やっぱりごつい機械を登場させれば良かったのかな……。


とりあえず思いつく内容をひたすらあげてみました。
それらの原因を考えると『プロットの甘さ』だと思っています。
今後はきちんと作り上げてから、小説を書き進めたいです。


この企画を通じて、たくさんの小説を読ませていただきました。
やはり個人的には長編で読んだ小説が、どれも面白かったし、すごく考えさせられましたし、勉強になりました。
短編や掌編は、よくこの分量でまとめられるなという感嘆具合の方が大きかったかな。

文庫本としても十分楽しめる分量や内容のものから、ショートショートを意識した作品まで。
自分の作品ごとの評価の仕方が、だいぶ凝り固まっているというのもわかりましたし。
文法とか、細かい作法はね……指摘すればいいんですよね。それにあくまでネット小説だから、そこは目を瞑ってかまわないんだよ……。

あとはSFっていっても、色々と解釈が違うのだなと思いました。
ハードからライトまで、私は限りなくライトだと思ったのですが、ある人のくくりでハード系に入れられたのは何かの間違いでは……?とも思ったり。

とにもかくにも、色々と勉強になった企画でした。
交流については……時間がなかったので、いっさい無しというスタンスで行かせていただきました。まあ見知らぬ人の中に、飛び込む勇気がなかったというのも事実でしたが。
本当は仲良くしてもらっている方を通じて一緒に楽しめたらなと思ったのですが、お忙しかったようで……結果的に一人武者修行をする感じで、企画に参加しました。
武者修行もこれで本当に終わりです。
ここで得たこと、考えたことを次作以降に反映していきたいです。


いつかSF小説書きたいですね。
スペース系とか特に。その前に大量のインプットが必要かな。
その前に「光の道の彼方へ」は冒頭にも言ったように、加筆・修正するつもりです。7万字なら、頑張れば10万字近くになるじゃないですか。その分量があれば――という考えも実はあったりしています。
また年末にひいひい言ってそうですね、修論とダブルブッキングしながら(笑)

以上、反省会でした。長々と失礼しました。

次回のブログ更新は、きっと連続でイラスト頂き祭りか、イラスト小説書いたよ記事になるでしょう。

それでは!

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